さかのまちからこんにちは。

書くことによって色々考えてます。なので、読みづらかろうと思います。が、せっかくなのでお付き合いいただけるとうれしい気持ちです。

修羅場/抱擁はデトックス。

先週は楽しいことも悲しいようなこともあったのですが、あっという間に過ぎてしまって今に至っています。
全然、思ったように物事を進められていなくて、あたふたする気持ちです。
メールは一週間書きかけのまんまだし、プレゼン資料は上がらないし、飲み会のセットは終わらないし、連休の予定は立たないし、
なんなんですか?!と書いてみました。はい。なんでもないです。身から出たさびです。
すみません。筆に勢いに任せて、当たり前のこと申しました。

ま、それはさておきまして、先週の1つのハイライトのAIとビッグデータに関する
小さな勉強会(というか久々に友達と会って美味しいものを食べる会)でインプットされた情報に
ついて思い出しながら書いてみましょう。

まず、前提の前提の話を決めましょう。
これはあたしが、割と尊敬している友達のエンジニア(とその友達)からきいた情報をわたしのために整理するために、書いている情報なので、
その真偽や有用性については、まあそっとしておいてください。また、あたしが食事をしながらろくに
メモも取らずきいた話を思い出しつつ書いているので、その内容に大きな誤謬があったとしても、
それはひとえにSakamichiの不徳のいたすところなので、ご承知おきくださいませ。
あと、体系的に網羅的にきいたわけでもないので、書きながら気づきましたが、全然途中で暗黒大陸に出くわしたりします。

で、続いて前提の話をしましょう。
昨今、人工知能だ、ディープラーニングだ、機械にとってかわられるぞだ、と喧かしく語られていますが、その日の結論は「そこらへんはちょっと分けて考えた方が
よさそう」ということ。です。
もう少し詳しくいうと、重いのはその全部じゃなくて、一部っぽいぞ。ってこと。
人工知能さんは、単純化していうとやはり「インプットに対して、一定の『法則』でアウトプットを返す」機能(やそれを実現するための物理的な
機械やシステム全体など)を
さすようであり、その点で言えば、今までのコンピューター(関数/インプット&アウトプット)となんら変わりがないっぽいなぁ、と。
というかすでに相当高度なコンピューターって世の中にたくさんあるから、
そもそももっと違うところも含めて驚いた方がええで、人類。と。
。。。それは今思っただけですね、はい。

戻して、人工知能さんとは全然別で、機械学習というものがある。と。
で、それは、単純化していうと「先ほどの(これまでは複雑なので人間以上にはなかなか扱うことができないと想定していた)『法則』を(も含めて)、
外側から『素材』と『コツ』を与えたあげることで(現段階で言えば)ギャンブル(予想不可的)につくりあげる機能」ということだと。
で、その方法論にはディープラーニングや強化学習やら(この並列はレベル感があってるか自信ない。。。)何やら
よーけある。と。
その結果、「やべ〜、なんか今してる仕事(やアクティビティ一般)が、機械(生き物以外)に
置き換えて実現できちゃいそ〜だぜ〜」と嘆いている。と。
あ。。。
書いてるうちに気づきましたが、分けて考えることの重要性は特に述べてませんね。
そして、述べる必要もないかもしれませんね。
こういうところがここに書かれるテキストの悪いところですよね。
考えながら書いてるので、ごめんね。ってことでごめんね。

そうして考えていくと、この筋ですごいのは、『法則の客観化の幅が広がったり、スピードが上がったりする』ってことなんじゃろな。
と。
で、それってちょっと振り返って考えてみると、こんな一般ぴーぽーでも、
ビッグデータがどーだって言われてた時からずっと言われているよーな気がするし、
BIやBAってそういうことを言ってた気がするし、新しくないね。
って。気がしてきますな。
ま、だから今すごいのは現実になってきたってことなんでしょうなぁ。。。
テクノロジーの世界では何年も前から企まれていたことが、ちょっとわかりやすくなって
バズワードとして、ビジネスの世界にも漏れ出て来てて、
そして、今、現実味を帯びてきて、お茶の間にも登場してきた。
と。
そんな構造なのかなぁ。。。
あ、これ脱線でした。
なんの話かというと『法則の客観化の幅が広がったり、スピードが上がったりする』ことがすごいんじゃないの。って話でしたね。
ここで困っちゃいそうなのが、その『法則』が今の所人間が扱えているものの『客観化』なら
あんまりドキドキしないのだけど、それ以上の『法則を客観化』しちゃいそうだから、
それはもうドキドキだよね。と。
ただ、まあ落ち着いた方がいいって話ともう諦めた方がいいって話が、この筋にはあるように思います。
つまり「今」実際問題どんくらいすごいの?って話と、まあふって考えると将来的には全部人を超えちゃうと
思うから、諦めてそれを前提に考えた方がいんじゃないの?って話。
最近、囲碁の世界で、グーグルさんの頑張りで、人間のチャンピオンを負かして、話題になりまして、
その時、「人には思いつかない一手」的な語られ方をしていたのも1つの象徴的な例だと思います。
つまり、囲碁の世界で必要になる「法則」(どういうときにどうしたら、勝てるか)は、現在のコピューティング能力の内側に来た。
と。
一方で、少し前まではそこまではたどり着けてなかったし、たどり着けね〜だろ〜とも話されていたように思います。
つまり、他で同じように語られている場所も、ど〜せそのうちたどり着けちゃうでしょーに。と。
や、無駄にはビビらず、準備して楽しむ以外他になくない?って思うという話。
ま、その結果、あたしみたいな素行の悪い(や、そんな悪くないよ。。。)人間は「ダメ〜」って判断されて駆除されちゃう
とかな未来が来たらそりゃ切ないけど、それも一つの可能性だし、
それってまあちょっと見方を変えると今も機械がやってないだけで同じようなモデルでしょ。とも。
あ、これも脱線ですね。しっけい。。。
そのことが現実味を帯びてきた以上、そこにみんな注目するし、身近に当てはまらないかと探すし、
いっちょもうけれそうだし、、、。
しょうがないわね〜。

で、もう脱線しすぎて疲れてきたのだけど、あたしが勉強会で一番おもろいなぁと
思った話を。
あ、これはウケないと思うので、さっと読んでくださいね。。。
前段の今言われていることがどういうことかイメージがついたという話もおもろかったのですが、
全然わかってなくて「なるほど!」と思ったので、そういう意味で、次の話が一番おもろいなぁと思ったのでした。
先ほど、機械学習の際に「素材」が与えられるという話をしましたが、その「素材」は情報のことで、
例えば、Sakamichiという人間だったりします。例えば、そのある人間が、女優としてどんなけ大成しそうか?
を、フィードバックしてくれる「法則」があるとします。
その「法則」を作る時や「法則」で処理される時、「素材」は様々な軸で数値化されて整理されます。
で、この時の軸の取り方は恐らく無限に可能性があります。
例えば、「美しさ」という軸もあるでしょうが、これは「目の面積」、「鼻の高さ」、「顎の角度」などなどに無限に分解されるかもしれませんし、
ある程度分解しないと、数値化できないという話もあると思います。
まあそんな感じで、「素材」は軸ごとに点数を持った形で整理されます。
Sakamichi
・鼻の高さ:3
・目の面積:4
・顎の角度:90

と、で、ちょっとそれっぽく書くと
S(3,4,90)
と。
で、機械学習では、これをベクトルとして捉えるんですって。そこがおもろかったのです。
や、ピンとこないですよね?あたしもです。
ベクトルという言葉はさておいて、Sakamichiは数値化すると今軸が3つで規定されてるので、
三次元の座標上のある1点をさすことになります。
つまり、最初は「鼻の高さ」とかの数値だったんですが、見方によっては、図形としても捉えらえるってわけです。
で、その方が数学的には扱う方法が増えて(幾何的な操作も可能になる)、検討の幅やスピードが上がるんですって。
イメージで言えば、紙の上に描いてある数字としてSakamichiを扱わないといけなかったのが、
図形として目の前に現れて手に取ることができてひっくり返したり、横に向けたりして、
色々考えやすくなる。と。そしたら、検討の幅も広がるし、スピードも上がると。
そんなことだと思います、多分。
や〜、このしなやかさが数学の面白さだなぁって思うんですよね〜。
まああたしが言っているのは、大学入試問題を解くぐらいのレベルで言っているので、
超低次元な数学の話ですが、いろんな概念をまたいでしなやかに前に進んでいくのって
やっぱドキドキするし、かっこいいなぁって。
全然あたしの好みの話だし、枝葉の話ですが、あたしにとってはこの「なぜベクトルで扱うのか?」という問いと答えが
一番おもしろかったのでした。
見方を変えると、「機械学習は表向きは簡単に扱えるように整理されてきているが、
本質は高等数学だぜ」という問いの答えにも少し触れたような気がしてよかったのでした。
ちなみに、今は例で3次元で話をしましたが、先生曰く、「何万次元とかあんのよ」
って言い方をしてたので、そりゃもうと何もないと思うので、ご留意を。
高等な数学をなめちゃいけないよね(笑)
そこらへんの重さがコンピューティングのケーパビリティーが必要になった(今になって
急速に現実味を帯びてきた)所以なんじゃろね。


勉強会ではまだまだいろいろ話し合ったんだけど、今日はここまで。
ま、今話されている時にイメージされる人工知能さんは、そういうインプット>アウトプットというお仕事と
機械学習を自分で並行して行って、結果的に人間がびっくりしそうなことをしそうなとこがすんげ〜=これまでの
コンピューターさんとはちょっと違う感が強いんじゃろなぁ。。。
先ほども申し上げましたが、もうしょうがないので、それでも楽しんでいきましょう。


というわけ、盛りだくさんの1週間のまとめその1はこれまで、
ついでに何か書くつもりだったけど、重すぎる感じになってきたので、ここまで。
んでは。最後まで素敵な週末を〜。

※こんな話は全然書いてないけど、本勉強会のきっかけはこの本。先輩に感謝だね〜。

人工知能×ビッグデータが「人事」を変える

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